復讐における倉木メイルの採用について
どうも、TOEIC280点のいけです。
今回はちょくちょく話題に上がってるのを見るので復讐ヴに入れる倉木とメイルについて少し自分の考察を。
まず、比較するにあたってお互いのメリットとデメリットを書き出して見ます。
昏き底より出でる者
メリット
(i) 復讐を選ばない
(ii) 除去手段が少ない
(iii) 盤面ロック時に強い
(iv) エメラダ+鋭利+進化でOTKが狙える
(v) アイナ、ネズミ等の被害が最小限
デメリット
(i) 盤面干渉すると強みが8割減(投げるターンに盤面干渉しづらい)
(ii) OTKに関して1枚で完結していない
メイルストロームサーペント
メリット
(i) 全除去手段がほぼない
(ii) 出すターンに進化で盤面干渉ができる
(iii) 1枚で20点出すことが可能
デメリット
(i) アイナの返しがやばい(やばい)
(ii) 復讐時以外出せない
(iii) 進化権がないと盤面干渉できない
こんなところですかね。
多少矛盾するところもありますがそこはひとまず置いておきましょう。
これらを踏まえた上で
復讐ヴにこいつらはまず入れた方がいいのか?
入れるならどっちを入れるべきか?
を考えたいと思います。
とはいえこれを考えるにあたってまず"復讐ヴ"のデッキタイプを
"復讐ヴ"とひとくくりにしてしまっていることが第1の問題点だと思います。
恐らくこれのせいでみんなあーだこうだ言っていると思われる..
"復讐ヴ"を何個か組んでいる方はご存知だと思いますが
復讐ヴはまず大きな括りとして
①前寄せ
②ノーマル
③後ろ寄せ
の3つに分けていいと思っています。
この3つのデッキタイプにはそれぞれ違った勝利プランの数とその比重があります。
それを踏まえた上で
「復讐に倉木(メイル)はないでしょ〜」
「復讐に倉木(メイル)は◯枚絶対いるでしょ〜」
なんてことはまず絶対にないです。鵜呑みにしないでください。
では考察はじめ〜
まず最初に前寄せの復讐ヴに倉木、メイルが必要かどうか?
前寄せの主な特徴としては
ゴブリン3
ウルフ3
シップ0-2
腕0
といったところでしょう。
前寄せと言うだけあって序盤にテンポよく相手の顔にパンチしつつ
都合よく復讐に入りジェネラル、エメラダ、鋭利で止めを刺すデッキですね。
このデッキタイプに関しては間違いなく倉木がいいと思います。
メイルに関しては
・出すターンに進化権が欲しい
・出す前に盤面を有利に保ちたい
といった欲しい条件があるのですが、前寄せなので進化を顔に切ることが多くなりがちと言うこともありメイルに進化が残ってない可能性が特大です。
また、腕というAoEもないので相手に一斉展開された時にメイルを出してる余裕がないというのもまた1つです。
先ほど挙げたメイルのメリットを見ると
(盤面維持によって)顔を殴ることが困難な状態でも一枚で完結してしまうことが強みですが、前寄せで顔を削れないことはほぼないので置くだけで打点になる倉木の方が優先度が高いと思います。
メイル「解せぬ」
次にノーマル、後ろ寄せの復讐ヴに倉木、メイルが必要かどうか?
この2つのデッキの主な違いは
・6コスの種類と枚数
・3コス生き物の有無(ヴァルツを除く)
・仮面の枚数
です。
並行して考えるとわかりやすいと思うので一緒に考えます。
腕3の場合(後ろ寄せ)を例にとって考えて見ましょう。
腕3ということはまず
・6,7(エメラダ想定)と進化を切らない(温存できる)可能性が高い
・腕を打つターンに相手の顔に強パンチできない可能性がある
・後ろに寄せているので序盤23が動けず後手に回る可能性がある
この3つが大きく見えてきます。
ここだけ見てもかなりメイルは採用して良さそうです。
また、後ろ寄せということもあり8に復讐を外れることもヴァルツのおかげで回避しやすくなりました。
一方倉木は出すターンに盤面干渉ができないので、守護が建てられてなかったり仮面が貼れなかった場合復讐に入っていると顔を詰められて刺される可能性が出てきます。
メイルは100の戦車に1000のボロ戦車で攻め込むイメージで
倉木は全裸で100の戦車の陣地に潜入して大型地雷を埋め込みにいくイメージです
※倉木くん見つかったら即死にます
メイルと比べた時にやはり命(ライフ)を削って戦っている復讐ヴにおいて盤面干渉せずに1ターン終えるのはかなりのリスクがあります。
もちろん7で仮面を貼れていたり、強い盤面を作って8でポン置きしても大丈夫なケースはあるのですが、それに対してメイルは進化権さえあれば盤面に干渉できる強みがあるのでやはり出しやすさが格段に上がります。
しかしここで多分こう思う人がいると思います。
「でも結局復讐じゃないと無理じゃんwww」
なんのためにヴァルツ3枚入れてんだよ!怒
あと、復讐じゃなければ倉木置けたところで相手のライフ削りきれないケースの方が多いんです。
(7復讐仮面だけは別ですが)
まぁ結局何が言いたいかと言いますと
盤面干渉できる(進化を温存できる)ような立ち回りがしやすいデッキ構築なら、相対的にみて刺さりやすいメイルの方がいいのではないか?ということです。
例えば腕が1枚しか採用されてないデッキだと、盤面負けしそうな時に刻印引けずに返す手段がなくなってしまってメイル出してる暇がなくなってしまうことが多々あります。
また、腕が1枚ということはその分序盤の動きが安定しているはずなので顔に打点を入れられてないこともあまりないと思います。
このような場合は顔が耐え切れるなら倉木の方がいいと言えるでしょう。
ということで今回の結論
・前寄せの復讐に入れるなら倉木
・ノーマルは腕の枚数と相談しつつ決める
・後ろ寄せはメイル
こんな感じになりました。
まぁでもこれは正直個人の見解なので正解などなく、あくまで一意見としてデッキ構築する時に参考にして頂けたら幸いです。
あと今回はラダー想定のお話なのですが
何か特定のデッキを強く見たり
BO3基準で考えたり
するとまた話はガラッと変わってくるので
そこも一緒に考えていただけると面白いかもしれません。
ざっくりとした考察でしたが少しでも倉木とメイルの違いとお互いの良し悪しを改めて実感していただけたでしょうか。
時間があれば仮面の採用についても書けたらなーとか思ったり
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではではみなさんによき復讐LIFEを...
(タイトルを
倉木?メイル?それともわ・た・し?(cv:ヨルムンガンド)
にしようとしたのですが
そろそろヨルムンファンに怒られる&題名ひどすぎて読んでくれない事案発生
を回避するためにやめました)